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STORY 03神戸ポートタワープロジェクトの裏側。

ハートにあふれた100日間。

リニューアルのため、2021年9月26日から2年間の休館となった神戸ポートタワー。神戸の人々に愛されてきたシンボルとのしばしの別れにあたり、クレ・ドゥ・レーブは休館までの100日間で行われたカウントダウンイベントをプロデュース。コロナ禍での困難もありながらもハートにあふれた日々について、イベントの企画・実行を担当した椋木(むくのき)さんにお話を伺いました。

プロジェクトメンバー

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椋木 玲

取締役
営業本部長兼広報部

神戸ポートタワーを送り出す、
大きな責任。

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クレ・ドゥ・レーブが今回のイベントを担当したきっかけを教えてください。
椋木
エレベータースタッフの業務が始まりでした。そこでクレ・ドゥ・レーブの対応が評価され、神戸観光局から神戸ポートタワーの運営業務とカウントダウンイベントのプロデュースの話をいただきました。
イベントの企画・実施担当として参加された当初のお気持ちはどのようなものでしたか?
椋木
イベント企画の経験があったとはいえ、こんなにも期間が長く、たくさんの人や企業を巻き込んだイベントは初めてだったので不安はもちろんありました。それに、今回は一時的とはいえ神戸ポートタワーとのお別れイベントという意味合いの深さもあります。神戸の皆さまに愛されているポートタワーだからこそ、絶対に成功させなくてはという責任は大きなものでした。
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コロナ禍という状況の中で神戸の皆さまに喜んでもらえるイベントを企画することは、簡単なことではなかったように思います。企画において難しかった点はありますか?
椋木
企画についてはすごく悩みました。これまでのコロナ禍を振り返ると、キッチンカーを出したり、花火を上げたりと人が一斉に集まる企画は難しい。人を集めたいけれど集められない、という現状がもどかしかったです。でもそんな状況下だったからこそ、私たちの持ち味である「ハートを集める」というコンセプトを生み出すことができたんだと思います。
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神戸の人たちのハートがあったから、
困難も乗り越えられた。

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プロジェクトの中で、これは大変だったなというエピソードはありますか?
椋木
準備が進んでいる段階で企画の中止や変更が起きてしまったことです。当初、周辺エリアの企業さまと協業して行う縁日や、イベントの最終日には消灯した神戸ポートタワーの中から200人のライトでタワーを輝かせる「人力点灯」など、コロナ禍でもお客さまに実際にお越しいただけるよう小規模な内容を用意していました。縁日は企画の段階からワクワクしていていましたし、人力点灯のテストでは実行委員全員の心がひとつになった感覚があり、お客さまにも素敵な思い出を届けることができると思っていました。しかし感染者拡大の関係から直前で中止になってしまい、とても残念でした…。
中止や変更にはどのように対応していったのでしょうか?
椋木
実行委員のメンバーや企業さまと相談しながら、臨機応変に形を変えて対応していました。人力点灯同様、最終日には有観客ライブを予定していたのですが、こちらも中止になってしまわないか不安でした。しかし、以前コロナ禍のイベントでご一緒した企業さまの多大なご協力により、無観客ライブの配信に形を変えることで無事に実現することができました。FM放送に加えて、神戸市の公式Youtubeチャンネルでも配信してくださったので、神戸のアーティストたちのライブをたくさんの人に届けることができました。突然の中止や変更が起きても前向きな気持ちでいられたのは、イベントに関わる方々の心強い協力があったからだと思っています。
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たくさんの方たちのアイデアや知恵、技術を出し合って困難を乗り越えることができたんですね。一方でお客さまの反応はいかがでしたか?
椋木
お客さまには本当にあたたかい声をかけていただきました。来館者が書いたメッセージ付きのハートステッカーを展望階の壁に貼る企画では、予想以上の数が集まり、高い壁にまでステッカーが貼りつめられていました。メッセージでいっぱいになった展望階を見たときは込み上げるものがありました。また、中でも驚いたのはSNSでの反応です。イベント期間中に立ち上げた神戸ポートタワーのオフィシャルSNSには毎日たくさんのDMが届きました。そこにはネガティブな言葉は一切なく、神戸ポートタワーとの思い出や「ありがとう」「またね」というメッセージばかり。神戸ポートタワーはこんなにも愛されていたんだなと再確認しました。イベントに関わる方々と同じように、お客さまの存在も、私たちにとって大きな支えでした。
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ご縁を大切に、
私たちらしいHAPPYを地域に届けたい。

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プロジェクトを終えた今のお気持ちを教えてください。
椋木
企画を始めた頃は不安なことも多く、正直こんなに楽しくて素敵なものになるとは思ってもみませんでした。イベントに関わる方々のハート、お客さまのハート。神戸ポートタワーを愛するすべての人たちのハートが集まったからこそ、このイベントを成功させることができました。本当に「ハートを集める」イベントだったんだなと今振り返っても思います。
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クレ・ドゥ・レーブや椋木さんご自身にとっての挑戦を経て、どんな発見がありましたか?
椋木
私はウエディング業界に転職してからこれまで、ウエディング以上に幸せなハートを提供できる仕事はないと思いながら働いてきました。でも、今回この神戸ポートタワーのプロジェクトに参加して、結婚式以外のシーンでも胸が震えるとびきり素敵な時間をプロデュースできることに気づきました。また、素敵な想いを持つ企業さまにも協力をいただいたことで、想いがつながっていくことの魅力を深く感じています。
そんな気づきを踏まえて、今後椋木さんはクレ・ドゥ・レーブでどんなことに挑戦していきたいですか?
椋木
これまで結婚式やパーティ、ケータリングやカフェ、レストランで培ってきた想いを、地域全体に広めていきたいです。神戸の地域に対して、クレ・ドゥ・レーブだからこそつくることができる輝きがあります。今回のプロジェクトで生まれたご縁を大切にしながら、私たちらしいHAPPYを新たな形で届けられたらと思っています。
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